チーズ四節とは・・

 

それは、一年を四節という四つの季節で、チーズとともに感じるという事。

世界では四季のある国は多くありますが、私たち日本人ほど四季を感じながら生活している民族はいないのではないでしょうか?

チーズはお腹だけではなく、心も満たしてくれる食べ物のひとつであります。

本当に暑く厳しかった今年の夏が終わり、過ごしやすい秋の到来。そろそろ濃厚なチーズが食べたくなってきませんか?

おすすめチーズを紹介するこのシリーズ、今回は“秋”のチーズです。

秋から冬にかけてはまさにチーズの季節。

 

今回のチーズたち、秋限定!というわけではございません。

1年中楽しめるものばかりですが、年始から春先の羊の出産時期~春夏の牛の放牧時期~熟成を経てちょうど秋以降に食べごろを迎えます。

栗やカボチャを思わせてくれるようなホクホクとした風味や濃厚な味わいのチーズも“秋の定番”とも言えます!


◎ゴルゴンゾーラドルチェ

こちらのチーズ、、

9世紀後半頃、州都ミラノから北東に18kmのロンバルディア州にある”ゴルゴンゾーラ”という小さな村で生まれました。

 

 

ブルーチーズの中でも最も名の知れた”ゴルゴンゾーラ”には、、

“辛口”“ピカンテ”“甘口”“ドルチェ”の2タイプに分けられます!

 

ご存知でしたか?

 

イギリスの“スティルトン”

世界最古のブルーチーズとも言われるフランスの“ロックフォール”と並び

言わずと知れた。“世界三大ブルーチーズ”の1つでもあります。

歴史と産地は・・

“ゴルゴンゾーラ”の名前は、北イタリア・ロンバルディア州ゴルゴンゾーラ村に由来します。

なんと人口は約2万人小さな村なんです!

この村周辺でのチーズ造りの歴史は古く、875年にはチーズ作りが盛んに行なわれていたようです。

 

 

当時の“牛飼いたち”は6月から9月の短い夏の間に、アルプスの高原に牛を連れて行き、移動放牧を行いながら、大きなハード系の長期熟成型のチーズを造っていました。

 

そして、、9月の終わりになると造ったチーズを手に下山をしておりました。

 

牛と共に下山する長い道のりは、牛飼いにとってはとても重労働なことでした。

移動する間も、朝夕に差し掛かればミルクを搾りました。

 

そして、、下山の途中

疲れきった体を休める為にいくつかの休憩所を経由しながら、

休憩所でもチーズ造りを行いました。さすが職人!!といったところでしょうか?

 

ただ、、“疲れた牛飼いたち”が、“疲れた”牛から搾った乳で造ったチーズは、

 

『柔らかく美味しい!!』

といつしか話題となり、このあたりで造られるチーズは、地元の方言”「疲れた」という意味の

「ストラッコ」から派生した「ストラッキーノ」とも呼ばれるようになりました。

『ゴルゴンゾーラ村の疲れたチーズ』を意味する、

『ストラッキーノ・ディ・ゴルゴンゾーラ』という言葉があり、

これは、イタリアの作曲家 兼 美食家としても有名で、ロッシーニ風の生みの親

ジョアキーノ・ロッシーニ氏

が書いた手紙の中にも登場するという有名な話もあるんです!

そうです!よく目にしませんか??

“牛ステーキとフォアグラのロッシーニ風”ロッシーニ氏でございます!

味や風味は・・

他のブルーチーズと比比較するなれば、、

青カビの量が少なめ。

お口の中で”ふんわりと溶けるクリーミーさ”に、”なめらかな口あたり”が印象的。

リゾットにしたり、パスタソースにも最適なブルーチーズなのです!

“蜂蜜”や”完熟の果物”を添えてもぴったりです。

 

※ドルチェって言うから甘いの?なんて思う方も多いですが、そう言うわけではなく、

ピカンテに比べてマイルドな一面を持っていると思ってください!!

 

『あ!!そうそう!』

 

もともとはピカンテ(辛口)タイプの生産が多かったようですが、、

今現在、世の中に出回るゴルゴンゾーラのうち、

全体の8割〜9割は“ドルチェ(甘口)”が大部分を占めているんだとか。。

 

 

 

おすすめのお召し上がり方♪♪

味に強さを感じる場合は定番中の定番の“蜂蜜”を少し添えてみてください。

個人的にはドライフルーツと楽しんだり、レーズンのパンや焼き芋などとの相性抜群◎

手間のかからないものはサラダのトッピングや生クリームなどで軽くのばしてパスタソースに!!

牛のステーキにバター代わりに使うなんて“おしゃれな手法”でもお楽しみいただけますよ!

 

もしワインと楽しみたいのであれば、オーソドックスは“甘口タイプの白”なんかがおすすめ!

例えば、モスカート系はおすすめします!!

 

お試しあれ♪♪

 

◎コンテ24ヶ月熟成

コンテチーズは、、、

フランスのみならず世界で広く愛され、フランス産AOP(原産地呼称保護)認定チーズの中でNo.1 の生産量を誇るハードタイプのチーズです!!

 

歴史と産地は・・

スイスとの国境、フランシュ コンテ地方の名産品“コンテ”

フランスチーズの中ではダントツの生産量を誇り、誰からも愛されているチーズのひとつなのです。

 

AOP規定によれば、「コンテ」の最低熟成期間は4ヶ月と決まっております!!

この段階で20点満点中最低12点獲得したら茶色のベルマークが側面にまかれます。

GoldenCheeseでも使用する“コンテ”は、ベルマークはもちろん巻かれております!!

そして、6ヶ月を過ぎた段階で15点以上獲得すると「コンテ・エクストラ」を名乗ることができ、

“緑色のベルマーク”が付けられます。

コンテチーズのコアなファンの方の多くは長期熟成が基本はお好みです。

18ヶ月以上も熟成に耐える「コンテ」はエリート中のエリートですので、お値段も高めなのです!!

 

ちなみに。。

 

ちなみにですが、、

GoldenCheeseで使用するチーズは2年の熟成期間を経ているコンテ24ヶ月熟を使用しております!!

 

そして、私達が織りなす“フランス産チーズフォンデュ”には、

このコンテ24ヶ月熟成を贅沢にブレンドしております♪

 

味や風味は・・

添加物を一切使わない自然なチーズの代表格“コンテ”は、

作られた季節や地域、職人技、熟成期間などによって、

ひとつひとつ個性を持った豊かな風味が特徴です。

24ヶ月以上熟成することができた優良なチーズはアミノ酸の結晶がジャリジャリと口の中で音をたてる様な食感や焼き栗の様に甘さも感じられます。

豊かな味わいは、“山の果物”と形容されるにふさわしいものです!!

 

おすすめのお召し上がり方♪♪

言わずもがなです!!

 

お召し上がりになる約30分前から室温に戻し、

食べる直前カットして風味を存分に味わって頂くのが一番手軽で美味しい食べ方です。

そのまま朝食やお子様のおやつとしても、アペリティフとして白ワインやスパークリングワインと合わせても最高!!

個人的には、“ドライフルーツ”“ナッツ”との相性が良いです!!

薄くスライスしてバゲットにはさんでサンドイッチに、または細切りやサイコロ状にしてサラダに入れて頂いてもgoodです!!

コンテは加熱すると大変よく溶けます。

この特製を生かして、グラタン、オニオングラタンスープなどのオーブン料理、またはチーズフォンデュにすると大変美味しく召し上がっていただけます。

フランスの代表的カフェ料理、“クロックムッシュ”にもコンテが使われています。

 

 

ぜひお試しください!!と言いたいところですが・・

 

 

先ほども申し上げたように、、

GoldenCheeseの商品でフランス産のチーズフォンデュにブレンドしております♪

まずは、気軽に試してみたい!!という方は・・

フランス産チーズフォンデュ

(※↑画像をクリックしていただくとご購入ページに飛ぶことができます!!)

 

 

ここから少し肌寒くなる季節だからこそ、、

鍋を囲みたい。。

こんな自粛期間だからこそ、安心できる仲間や家族と楽しみたい!!

大人数で鍋を囲むなら、こちらのセットをおすすめします!!

(※↑画像をクリックしていただくとご購入ページに飛ぶことができます!!)

 

『そろそろ鍋の時期!!』

そんな時には、ぜひGoldenCheeseの

“チーズフォンデュ”を思い出していただけると嬉しいです!

 

 

 

それではまたお会いしましょう!